毎朝、「寝癖」で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?朝は学校の準備や出勤準備などで忙しく、できれば寝癖を直すために時間を取られたくないですよね。
そこで今回は、忙しい朝でもちょっとしたヘアケアで簡単に直せる寝癖の直し方についてご紹介します。寝癖でいつも困っている方の参考になれば幸いです。
寝癖の原因とは?
寝癖がついてしまう大きな要因として、髪の毛が濡れたまま寝てしまうことです。実は髪の形は髪の内部にある「水素結合」によって決まることをご存知でしょうか?
水素結合とは、水によって切断されて、乾燥させると結合することです。ですのでお風呂上がりに髪が濡れたままの状態で寝ると寝癖がついてしまうのは、髪の内部で水素結合が起きているからなのです。
また寝汗も油断できません。髪を完全に乾かして寝ても寝癖がつくことがあります。その原因が寝汗です。寝汗は生理現象のために、改善しようと思ってもなかなかできないものです。残念ながら、季節や体調によって変わる寝汗も寝癖の原因の一つです。
寝癖を直す方法
一度ついてしまった寝癖はなかなかブラッシングだけで元に戻らないものですよね。ここからは、忙しい朝でもちょっとしたヘアケアで寝癖を直す方法について紹介していきます。
【寝癖を直す方法1】髪の根元を濡らす
あまり頑固でないハネの場合は、軽くドライヤーでブローをすれば元に戻すこともできます。しかしそれでも元に戻らないときは「髪の根元」に注目しましょう。
実はハネの原因になっているのは、毛先ではなく、髪の根元なのです。寝癖の原因となっている根元部分をしっかりと濡らしましょう。また水分は意外とすぐには浸透しません。ですので濡らしてから5分ほどは放置しておきましょう。
【寝癖を直す方法2】蒸しタオルで髪を濡らす
忙しい朝の準備を中断することなくできる寝癖直しが「蒸しタオル」です。濡らしたタオルをレンジで1分ほど温めましょう。その温めた蒸しタオルを髪に巻いて、しっとりとするまで放置します。その間に、メイクや朝食を済ませることができるので朝の時間を有効的に使うことができますよ。
【寝癖を直す方法3】ドライヤーで髪を乾かす
蒸しタオルの後に、ドライヤーでしっかりと乾かせば寝癖は直ります。ドライヤーで当てるときは、頭の上から下の方向にドライヤーを当てていきましょう。ドライヤーには冷風と温風の機能がありますが、時間がないときは温風で十分です。
髪を濡らして、数分置いた後、髪の根元をドライヤーでしっかりと乾かせば寝癖は直すことができます。
【寝癖を直す方法4】寝癖直しのスタイリング剤を使う
最近では、寝癖直し用の「スタイリング剤」がドラッグストアなどで販売されています。寝癖直し用のスタイリング剤をコームなどで髪の毛に浸透させることで、簡単にハネを直すことが可能です。さらに「寝癖直しスプレー」を使う際には、寝癖箇所にスプレーをして、仕上げにドライヤーを当てることでより自然な髪形になります。
実は寝癖直しスプレーは、水よりも髪に染み込むスピードが早いために短時間で寝癖を直すことができます。ただし髪がパサパサになってしまう場合があるので使う際は注意が必要です。
寝癖を予防する方法
朝に寝癖をその都度直すよりも、前の日の夜にしっかりと対策をすれば寝癖は予防することができます。ここからは、寝癖を予防する方法を紹介していきます。
ドライヤーでしっかりと乾かす
寝癖を予防する方法は、寝る前に髪の毛を十分に乾かすことが一番です。前髪はすぐに乾きクセがつきやすいので、最初にドライヤーで乾かして形を整えましょう。前髪以外の部分は、乾きにくい根元から乾かしていきます。根元が乾いてきたら、髪の形を整えながら中間や毛先の部分を乾かしていきましょう。最後に冷風を髪に当てることで形状記憶効果が期待できます。
洗い流さないトリートメントを使う
ドライヤーやヘアアイロンの熱によるパサつきが、寝癖の原因にもつながる可能性があります。ですので寝る前に洗い流さないトリートメントでヘアケアを行うことで、髪に潤いを閉じ込めてパサつきを抑える効果が期待できます。
まとめ
今回は、簡単なヘアケアで寝癖を直す方法について詳しく解説していきました。毎朝、寝癖でお困りの方はこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
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